我が家で「ウー・ウェンさん」と呼ばれている、ウー・ウェン先生の「鶏団子と小松菜の煮物」という料理があります。
ウー・ウェン著『10品を繰り返し作りましょう わたしの大事な料理の話』で紹介されている料理なのですが、どんな日にも寄り添ってくれるまさに一生物レシピ。「ウーウェンさん」を食べたくない日はない、と断言してもいいくらい。
作り方はとっても簡単。鶏ひき肉に生姜、長葱、調味料、生パン粉を順番に入れて、その都度箸で混ぜるだけ。調味料を入れる順番も箸で混ぜるのも全て理由があるので、ウー・ウェンさんのレシピは安心して作ることができます。

1人あたり100グラムのひき肉をひとつの大きな肉団子にして水とお酒で煮て、最後に野菜を加えてさっと火を通すと完成。大きな肉団子の食べ応えがすごい。ボリュームがあるけれど鶏ひき肉だからかぺろっと食べられてしまう不思議。
元のレシピは小松菜ですが、白菜でもキャベツでもきのこでもそのときに手に入る野菜でいいのも懐が深い。

こちらは春キャベツを使ったもの、甘みが出てこれもとてもおいしい。
写真はないのですがきのこを入れたものも出汁が出てとてもおいしいです。ウー・ウェン先生によるとトマトもおいしいそうなので夏になったら試してみたい、きっとおいしい。
ウーウェンさんのこちらの本に出会ったのが結婚して1年経つか経たないかくらいの頃でした。元々料理が好きだったので最初の頃は「明日は何を作ろっかな〜」とか「ひとり暮らしの時は作れなかったあれもこれも作れる〜!」ワクワクしていたのですが、レシピを探したり、献立を組んだりという日々のご飯作りに疲れてきた頃で、10品を繰り返し作るというタイトルに惹かれて手に取りました。
毎日違うものを作らなくちゃ、とか飽きさせないようにしなきゃ…という気持ちが少なからずあったのですが、コツを押さえて食材を少しずつ変えて作るのでじゅうぶんなんだ、と気づきました。確かに整った一汁三菜って目にもたのしいですが、毎日食べる家のご飯って変わらなさや安心感といったものも大切なんだ…!とハッとしました。
我が家はちょっと風邪気味だな〜とか外食が続いて胃が疲れたな〜というときに、どちらともなく「ウー・ウェンさん食べたいね」となります。もはや体調のバロメーターにもなっている「鶏団子と小松菜の煮物」。
我が家の味として末長く作り続けたいです。
明日の晩ご飯何作ろう、献立考えるのがしんどい、という人はぜひ一度手に取っていただきたい1冊です。