突然ですが今年のマイブーム、粉をこねることです。
幼少期に粘土をこねて遊んでいたころの感覚がよみがえるからか、無心になれる感覚があり、作業的には大変ですがストレス解消になっています。
そんなわたしがこねてこねまくった記録を見ていってください。
粉をこねると言えばパン!
ストウブでシナモンロール

シナボンのシナモンロールが大好物なのですが、わたしの住んでいる地域ではシナボンの店舗がないので、お店がないなら自分で作れば食べられるじゃん!と気づき、何年かぶりにパンを作ってみました。

みてこのぷにぷにの生地を!!可愛すぎない?!2次発酵終わりのぷるんぷるんの生地の愛しさがすごい。綺麗なうずまき模様もかわいい。焼く前のパン生地の癒し効果が果てしない。
基本的にパンもケーキもプロが作ったものの方が美味しいしコスパもいいと思っているのですが、焼き上がったパン生地にたっぷりとクリームチーズフロスティングをのせてかぶりついたら、これはこれで最高!でした。この写真を撮った後に残ったフロスティングをどっかり乗せて食べました。
塩キャラメルさつまいもフォカッチャ

大きなさつまいも(600gはあった)をいただいたので半分以上を使って、塩キャラメルを絡めたさつまいもをたっぷりのせたフォカッチャを焼きました。
パン作りの中で成型の作業がいちばん苦手なので、型の中に入れてしまえるフォカッチャはわたしに向いてるな〜と思う。今回はiwakiの保存容器を使用しました。オーブンに使えるの便利すぎる。
一次発酵後のプワプワした生地のガス抜きをする瞬間がたまらなく好き…!イースト菌が生きてるのを感じる。
ウー・ウェンさんの本はバイブル

敬愛するウー・ウェン先生の「ウー・ウェンの100gで作る北京小麦粉料理」から3品作ってみました。
ウー・ウェンの100gで作る北京小麦粉料理 [ ウー ウェン ]
この本を買ったものの「作りたいな〜」「美味しそうだな〜」と眺める専門だったのですが、親友が「一緒に手の込んだもの作ろ〜」と声をかけてくれ3品ともビデオ通話を繋ぎながらこねました。スペシャルサンクス♡
肉餅〜ロービン〜



ウー・ウェンさんのご自宅でリクエストのいちばん多い人気メニューということで気になっていた肉餅。
伸ばした生地に肉だねをのせて折り畳んでいくのですが、なぜ初っ端に選んでしまったのかと後悔するレベルに難しかった〜〜!
それでも生地がしっかり伸びてくれるので、なんとか折り畳んで丸く整形したのが3枚目の写真です。よく見ると肉だねがプツプツとはみ出てしまっているのですがご愛嬌ということで。

焼き上がりはこちら!小麦の生地と肉だねが交互に層になっているのですが、薄ーい生地が肉汁を吸っていてすーごく美味しい!完全にビールでした🍻
作るのは大変だけれど作って欲しくなるというのはすごくわかるな〜と思った。わたしも作るのはちょっと遠慮したいけど作ってもらえたらうれしすぎますね。
花巻〜ホワジュアン〜

この形ってどうやって成型するの?と思いますやん?ねじるのですが作ってても正解がわからなくてむずかしかった〜これはいつか習得したい。
ウー・ウェンさんのレシピの写真とはだいぶ違う仕上がりになったけれどほんのり甘い蒸しパンといった感じで美味しかった。

この日は八角を効かせた鶏の照り焼きを挟んで食べました。シンプルな料理でも白米じゃなくて花巻を添えるとグッと中華料理感が出て良いな。
水餃子


中華料理で小麦と言えば!餃子!
中国では餃子と言えば焼きではなく茹でた水餃子を指すらしい。文化の違いだ。
100gの小麦粉で20個分の餃子ができるみたいなのだけど、もーーーー大変だった。作業自体は丸めて伸ばして餡をのせて包む、という単調なものなのだけど生地が柔らかくて10個で力尽きそうになった。なんとか根性で20個包み終えたけど完全に燃え尽きました…。先述の親友とビデオ通話を繋いでいなかったら力尽きていたよ、ありがとうAちゃん。
しかし包み終えた餃子たちはカワイイ!!完全に我が子!!もちもちすべすべで餡がたっぷり包まれてぷっくりしていてカワイイ!!

茹で上がりはつるんとして、皮がうまい!!!うますぎる!ちょっと厚めの生地が肉汁をしっかり包み込んでくれていてジューシー!これも誰かに作って欲しい。
今回は鶏ひき肉と搾菜、三つ葉の餡を用意したのだけど搾菜の塩気だけとは思えないくらい旨味があってよかった。焼き餃子でもこの餡美味しそうだしやってみたい。
もうやらない!と言いながら包んでいたけどこれはまた作ってしまうかも。
白玉粉も粉です
豆乳でこねたずんだ白玉

今年の夏は暑かったですね。猛暑を超えて酷暑。40℃ってまじですか?
あまりの暑さにカフェに行くのを諦めておうち甘味処を開店しました。
こねる時の水分を水ではなく豆乳にしたのでほんのりベージュがかった色味でかわいい。添えるのは黒埼枝豆ときび砂糖で作ったずんだ餡。
しっかり冷やした白玉団子に冷たい緑茶で少し身体の中に溜まった熱が抜けた日。
白玉といえばみたらし

上記のおうち甘味処で余った白玉粉を今度はスタンダードなみたらし団子に。
少し多めの水で柔らかめに仕上げた白玉につやつやのみたらし餡をたっぷりかけた最高の一品。
実はこの日、夫が飲み会で簡単に済まそうと思っていたら冷凍ご飯もカップ麺もなかったので発見した白玉粉で晩ご飯にしたのです。さすが炭水化物、しっかりお腹いっぱいになりました。
次にこねたいもの
先ほど登場したウー・ウェン先生の本から炸醤麺を作ろうと計画中。もちもちの手打ち麺が食べたい。寒くなるから肉まんを蒸したりもしたいな〜〜!
それからカンパーニュ、引っ越し先で美味しいハード系パン屋さんをまだ見つけられていないのでそれなら自分で作ってみちゃおうかな。買って3年くらい経ったオーブンレンジの癖もようやくわかってきた気がするのでどんどん活用していきたい。
移住して美味しいものへのアクセスが制限される場面もあって、ストレスに感じていたこともあるけど、美味しいものは自分で作れるという自信を取り戻せてよかった。
これからも美味しいものに貪欲に、作れるものを増やしてくぞ!